立浪ドラゴンズでヘッド兼投手コーチを務める落合英二さんが29日、東海テレビの『ドラHOT+』に出演し、かつて中日でともに勝利の方程式の一角を担った岩瀬仁紀さんと共演しました。

 落合さんはヘッドコーチ就任の経緯について「立浪監督から去年のドラフトの翌日に『監督をやることになるから頼む』と連絡があった」と明かしました。

 また2006年に自身が引退するときにも、当時選手だった立浪監督から「将来監督をやることがあれば手伝って」と言われていたことも明かし、「それが最初のオファーだと受けとった」と話しました。

 一方で、立浪監督就任前の中日からも度々コーチ就任の打診があったことも認め、「(当時していた)韓国のコーチの契約のタイミングなどと合わなかった」などと断った理由を話しました。

 番組の中で岩瀬さんが「落合さんが現役当時、『(立浪と)同級生なのにこんなに格差があるのか』とよく言っていた」と暴露すると、落合さんは「立浪さんと自分とでは後輩が話すときの態度や姿勢などが全然違うという意味だった」と笑って補足しました。

 番組の最後には、自身の恩師でもある星野仙一さんと同じ77番を背負うことについて、「星野さんに負けない77番の伝説を作ります」と宣言。

 番組終了後には負けたくないチームを聞かれた落合さんは、「負けたくないチームではなく、負けたくないヘッドコーチは阪神の井上一樹(笑)」と答え、星野監督のもとで共にプレーしたかつてのチームメイトの名を挙げました。

 16年ぶりに中日に戻った落合ヘッドと立浪監督のタッグでどのようなチームに生まれ変わるのか、キャンプインが楽しみです。