将棋の藤井聡太四冠が、12日の王将戦第4局で勝ち、史上最年少での「五冠」を達成しました。

 藤井四冠(19)は東京都立川市で行われた王将戦第4局で渡辺明三冠(37)を114手で破り、4連勝で「王将」のタイトルを獲得、五冠を達成しました。

 19歳6カ月での達成は、羽生善治九段が持っていた22歳10カ月の記録を塗り替え、史上最年少での五冠となりました。

藤井五冠:
「過去に五冠になられた方は時代を築いた偉大な棋士の方ばかりなので、とても光栄に思います」

 投了からおよそ1時間後、名古屋前駅で号外が配られ、街の人からも「県民として素晴らしいし、若くて将来が楽しみです」と偉業を称えていました。