名古屋税関は4日、2021年の知的財産の侵害に関する、輸入の差し止め点数などを発表しました。

 名古屋税関によりますと、去年1年間にあった知的財産の侵害に関する輸入の差し止め点数は、過去2番目となる10万9000点あまりで、うち8割ほどが偽ブランド品などの商標権を侵害するものでした。

 また輸出した国別の件数では、ベトナムが全体の31.3%を占め、2010年の統計開始以来、初めて中国を抜き1位となっています。

 新型コロナの影響で、海外の通販サイトから個人で購入するケースも増えていて、名古屋税関は「価格が安いものなどはコピー商品ではないか気を付けて欲しい」と呼びかけています。