19日夜から20日朝にかけて愛知県と三重県の廃業したホテルで不審火があり、警察は放火の可能性があるとみて調べています。

 20日午前5時半ごろ、菰野町の湯の山温泉にある廃業ホテル『鶯花荘』で、「火が出ている」などと近くの住民から消防に通報が相次ぎました。

 火は今も消し止められておらず、消防による消火活動が続けられています。

 また、19日午後9時ごろ、南知多町内海の廃業ホテル『プルメリア』でも火事があり、7階の廊下に置かれていたカーペットの一部が焼けました。

 警察によりますと、いずれのホテルも廃業後「心霊スポット」として知られ、敷地に誰でも入れる状態だったということです。

 いずれの現場も火の気がないことから、警察は何者かが侵入して火をつけた可能性があるとみて調べています。