2022年2月、三重県名張市の中学校で起きた生徒同士の切りつけ事件で、津家裁は、逮捕された14歳の男子生徒の少年院送致を決定しました。

 名張市の中学2年で14歳の男子生徒は2月16日、校内で同学年の男子生徒(14)の首を包丁で切りつけて軽傷を負わせたとして逮捕され、その後、傷害と銃刀法違反の非行内容で津家庭裁判所に送致されていました。

 津家庭裁判所は23日、少年審判を開き、男子生徒を少年院送致の保護処分とする決定をしました。

 検察官に送致する、いわゆる「逆送」で刑罰を科すよりも、少年院での再教育が必要と判断したとみられます。