トヨタ自動車の仕入れ先で、今年2月にサイバー攻撃を受けた小島プレス工業が、セキュリティーが脆弱だったとする調査結果を公表しました。

 小島プレスは、2022年2月末に本社のサーバーがサイバー攻撃を受けネットワークを遮断し、その影響でトヨタが一時国内全ての工場の稼働を停止する影響がでました。

 小島プレスが公表した調査結果によりますと、子会社が特定の外部企業との専用通信に使っていた機器にセキュリティー上の脆弱性があり、不正アクセスの侵入経路になったということです。

 またサイバー攻撃は、身代金要求型の「ランサムウェア」と断定していて、攻撃した相手に連絡はせず、身代金も支払っていないと説明しています。