愛知県では4日、新たに1074人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 1週間前の3月28日に比べて10人減っていて、内訳は名古屋市が366人、一宮市が111人、豊田市が97人、岡崎市が84人、豊橋市が57人、春日井市が33人、大府市が19人、常滑市が16人、豊明市が15人、稲沢市が14人、あま市と清須市がそれぞれ13人などとなっています。

 4日は入院していた一宮市の高齢者2人など、県内で4人が亡くなったことも発表されました。

 大村知事は会見で感染状況について「完全に下げ止まっている」との見方を示し、感染防止対策の徹底と合わせて、ワクチン接種を「1人でも多く1日でも早くお願いしたい」と述べました。

 愛知県のワクチン接種率は3日時点で全人口比で41.3%、65歳以上では85.72%となっている一方、20代は20.23%、30代は21.05%に留まっています。

 県はクリニックや市町村の集団接種会場、県の大規模会場のほか職域接種も含めて積極的な活用を促しています。