
ウクライナから日本に避難した人の支援を円滑にできるよう、オンラインでの「ウクライナ語講座」を大学が企画し、愛知県庁では職員4人が受講しました。
この講座は避難民の受け入れを始めた企業や自治体が増える中、ウクライナの言葉や文化を学ぶことでより円滑な支援に繋げてもらおうと、東京外国語大学が全国の自治体とオンラインで結びました。
22日午前、愛知県庁では、外国人への日本語教育や文化交流などを担当する「多文化共生推進室」の職員が受講し、ウクライナ語の挨拶や日常会話で使用する言葉などを学びました。
<東京外国語大学・中澤英彦名誉教授>
「『ドーブルイデーニ』、これは『こんにちは』です。『ターク』、これでYES。その次はNOに当たるもの『ニー』。その次はぜひ覚えましょう。『チャークユ』(ありがとう)、なんかサンキューに音が似ています」
講座を受講した職員は…。
職員:
「最初の声掛けには使えるんじゃないかなと思います。習得するのはやはり難しいかなとは思うんですけど、第一声くらいはできるようになりたいなと思います。(Q.学んで使えそうな言葉は?)ありがとうとか。『チャークユ』と言っていました。(ウクライナ人の)緊張感をほぐしていければと思います」
20日時点で6つの市で合わせて34人の避難民がいる愛知県は今後、ウクライナの文化や生活についても理解を深めて必要な支援に繋げていきたいとしています。