岐阜市の夏を彩ってきた長良川の2つの花火大会が、2023年から1つの花火大会に集約されます。

 毎年夏に2週連続で開かれる長良川の花火大会をそれぞれ主催する中日新聞と岐阜新聞は27日、岐阜市の柴橋市長と会見し、2023年から合同で実行委員会をつくり、1つの花火大会を開催すると発表しました。

 長良川の花火大会は警備の負担などが課題となっていて、岐阜新聞の矢島薫社長は「経済情勢など鑑みると、1社で現状維持するのは非常に厳しい状態」と説明したうえで、「市の名物として残していくにはこれが一番の策」と話しました。

 今年の長良川の花火大会は、新型コロナウイルスの感染拡大などにより、3年連続での中止が決まっていました。