名古屋市千種区の道路で、下水管工事の仮舗装でできた段差が原因で、自転車に乗っていた10代の男性が転倒しケガをしました。

 名古屋市によりますと、4月23日午後8時頃、千種区月見坂町で、自転車で帰宅中の10代の男性が道路の段差にハンドルをとられて転倒し、あごを4針縫うなどのケガをしました。

 現場は下水管工事をした後に仮舗装をした場所で、段差は最大で3センチほどあったということです。

 工事車両の重みで、仮舗装が沈下して段差が生じたとみられていて、市は既に段差を解消する工事を済ませたということです。

 市は男性に謝罪するとともに、再発防止のため同様の工事を請け負っている事業者に文書で注意喚起を促しています。

※画像は名古屋市上下水道局提供