17日午後、秋篠宮さまが岐阜県各務原市を訪問されました。

 今回の訪問は、総裁を務める日本植物園協会の大会に出席されるためで、秋篠宮さまは、内藤記念くすり博物館にある植物園で薬草などをご覧になりました。

 強心薬として使われる薬草の「ジギタリス」の前では、担当者から同属の植物「ケジギタリス」と成分が違うことを説明され、秋篠宮さまは「同じ植物でも作用が違うのですね」と興味深そうに説明を聞かれていました。

 4月は伊勢神宮を訪問された秋篠宮さま。この時はコロナ対策で密集を避けるため、全て車で移動されましたが、今回の岐阜訪問は新幹線で移動。

 利用客が多い名古屋駅を避け、岐阜羽島駅を使うことで密集を避けられると宮内庁が判断したということです。

 秋篠宮さまは、午後4時過ぎから日本植物園協会の大会に出席され、お言葉を述べられました。

秋篠宮さま:
「2年以上にわたる感染症の流行による(植物園の)来園者の減少で、植物のすばらしさを発信する機会はずいぶんと限られてしまいました。WEBによる情報発信など、新たな展開に工夫を凝らされている園も多いと伺っております。これらのことは植物園の意義を多くの方々に知っていただくことに寄与している事と思います」

 秋篠宮さまは18日も各務原市内に滞在されます。