木造の保育園が全焼…同じ市内の保育園で消防による立入検査 避難経路に物が置かれていないか等確認
5月12日、三重県いなべ市で、スギなどを使った木造の保育園が全焼した火事を受け20日、いなべ市内の保育園で消防による立ち入り検査が行われました。
消防署員:
「ここで火災が起きた場合、閉まるようになっています。これは防火戸の閉鎖障害になりますので、外に移動してください」
20日は、桑名市消防本部の職員3人が員弁東保育園を訪れ、園内の防火設備を見て回り、消火器が基準に合っているかや、避難経路にモノが置かれていないかなどを確認しました。
消防は25日までに、いなべ市内に11ある全ての保育園で立ち入り検査を行う予定です。
火災で全焼した笠間保育園の園児122人は、23日からいなべ市内6カ所の保育園が受け入れる予定です。