60歳以上の人などを対象にした新型コロナワクチンの4回目の接種が25日、愛知県大府市で始まりました。

 4回目の接種は、60歳以上や基礎疾患がある人などが対象で、3回目の接種から5か月経過していることが条件になります。

接種した70代男性:
「できるだけ早く受けたいなと思っていました。重症化しないということだったので、これで安心ですね」

 今回、対象が60歳以上の人などに限定されたのは、4回目接種の目的が重症化を防ぐことに軸足を置いているためです。

 60歳未満で重症化リスクの低い人たちへの4回目接種については、愛知県がんセンター病院の伊東直哉医師は「今後、科学的知見を踏まえて適用が拡大されると思う」と話しています。