夏が本番を迎えるのを前に、マスク着用の見直しが進んでいます。文部科学省は学校でのマスク着用の考え方について、全国の教育委員会などに通知しました。

 学校生活でマスクが不要な場面として「体育の授業」をあげ、屋外に限らず体育館やプールも含め、夏場は熱中症対策を優先します。運動部の部活動も体育に準じます。

 近い距離で組み合ったり接触したりする運動は、その競技団体が作るガイドラインなどを踏まえて対応するよう通知しています。

 また、部室や更衣室、集団での飲食や移動、寮での集団生活などの場面では、マスク着用を含めた対策を求めます。

 末松文科相は24日の会見で「登下校時も会話に注意してマスクを外すことを周知する」と話しています。