三重県紀北町では夏のカキ「養殖岩ガキ」の出荷が最盛期を迎えています。

 名倉湾では波の穏やかな入り江を利用して岩ガキの養殖が行われていて、300グラムほどに育った1年半から2年半物の岩ガキが次々水揚げされました。

 夏ガキとも言われるこのカキは、濃厚でクリーミーな風味から「海のチーズ」とも呼ばれていて、今年は海水温が適温まで下がり、例年より一回り大きく育ったということです。

 岩ガキは8月中旬までに約2万個が全国に出荷されます。