30日早朝、名古屋市守山区でガイドウェイバス「ゆとりーとライン」の高架に乗用車が進入し、職員の制止を振り切って逃走しました。

 バス専用の高架を走るゆとりーとライン。そこで30日朝早く…。

(リポート)
「一般道から入ってきた乗用車はこちらの遮断機を押し上げ、バス専用軌道に入っていきました」

 30日午前6時すぎ、名古屋市守山区の小幡緑地駅の乗り入れ口から、乗用車がバス専用の高架に進入。

 終点の大曽根駅で職員の制止を振り切って小幡緑地駅に戻り、一般道へ逃げていったということです。

 ゆとりーとラインは、補助のタイヤを使ってレールに沿って走る仕組みで、入口には「一般車立ち入り禁止」の標識も設置されていますが、乗用車は遮断機を押しのけ進入したと見られています。

 バスの運行に影響はなくけが人もいませんでしたが、開業以来初のトラブル。高架に進入したのは白の乗用車で、男性1人が乗っていたということです。

 運営会社は「初めてのことで大変驚いている」と話していて、警察に相談して対応を検討しているということです。