
愛知県豊田市の取水施設で大規模な漏水が起きている問題で、仮設ポンプの周辺に安定的に水を集めるため、川底に矢板を打ち込む工事が6月3日から始まりました。
豊田市の「明治用水頭首工」で発生した大規模漏水を巡っては、2日までに仮設ポンプ162台が設置され、応急的な取水が続けられています。
東海農政局は3日の会見で、仮設ポンプに川の水を集めるために設置している土のうの周辺に矢板を打ち打ち込んで補強する工事に3日着手したと発表しました。
仮設ポンプに安定的に水を集めるとともに、取水口からの直接の取水も目指すということで、工事は2週間ほどで完了する見通しだということです。