愛知県半田市のデイサービス施設などを運営する事業所が、給付金を不正に受給していたことがわかりました。

 県によりますと、半田市の「一般社団法人またあした」は運営するデイサービス施設など5つの事業所で、必要な数のスタッフを配置するといった自治体からの給付金支給の基準などを満たしていませんでした。

 しかし、虚偽の届け出によって基準をクリアしているように見せかけ、このうち3つの事業所では、2017年12月からのおよそ4年間で給付金2500万円余りを不正に受け取っていたということです。

 愛知県は5つの事業所に対し、6月30日で指定取り消しとする行政処分を行い、事業所がある半田市などは、加算金を含めたおよそ3360万円の返還を求めています。

「またあした」は取材に対し、「大変申し訳ございません。全力で返金を進めます」とコメントしています。