色々な食品の値上がりのため、毎日の献立にみなさん頭を悩ませていると思います。そんな中、いま狙うべきお値打ちな食材をスーパーで探してきました。

 円安に原材料高、さらに燃料高。トリプルパンチによる値上げラッシュ…。

(リポート)
「様々な食品が値上げとなっていますが、逆にお値打ちに買える食品はどういうものがあるんでしょうか」

 家計が圧迫されるいま、お値打ちな食材を探しました。訪ねたのは名古屋大須のスーパー「サノヤ」。いま狙い目のものは…。

サノヤの担当者:
「日本で揚がった大衆魚とか天然物はそんなに値段も上がっていないし、お値打ちに販売していますね」

 担当者がおススメだと教えてくれたのがカツオ。この店では、千葉県産のカツオおよそ500g当たり843円で販売、100g当たり160円ほどの計算です。

サノヤの担当者:
「(カツオは)去年より3割強安いですね。例年ですと、この時季にくる初カツオはだいたい(1匹の重さ)2kgくらいのサイズを僕らは使っていたんですけれども、今年は大漁で3~4kgが僕らでも扱えるようになっています」

 お値打ちな魚はこの他にも。例年と比べ2割ほど安く買えるというのが、食卓の定番ともいえる魚、アジやサバです。

 このところ安定して獲れているというアジは3尾で627円。サバは1尾430円で販売していました。

サノヤの担当者:
「漁師さんの燃料費とかもやっぱり上がっているのもあるんですけれども、(国内で水揚げされた魚は)円安の影響を絶対に受けることはないですので、お値打ちに提供できると思います」

 外国で水揚げされるサーモンやタコは、以前よりも2〜3割ほど高い値段が付けられる中、国内で水揚げされた魚は円安の影響を受けにくいことなどから、比較的安く販売できるということです。

 長崎県産の刺身用のイサキ。さっぱりと淡泊で上品な味わいが特徴のこの魚も、豊漁のため例年より4割ほども安くなっているといいます。

 色々なものが値上げされる中で見つけたお値打ち食材。食卓の味方となりそうです。