アジア各国のB級グルメやレトロ雑貨が、名古屋に集まりました。

 台湾の定番屋台グルメの大きな唐揚げに、インドネシア・バリ島の職人が手作りしたカゴバッグ。ジェイアール名古屋タカシマヤで23日から始まった「アジアフェア」。

 思うように海外旅行ができない中、名古屋でアジアのトレンドを体感してほしいと、現地で話題のグルメや雑貨を集めたこのイベント。初開催の去年から出店数を増やし、今回は35店が集まりました。

 初日の23日、特に人気を集めていたのが「台湾版の今川焼」車輪餅。

 また、パッタイやカオマンガイなどの本格的なタイ料理を食べられるイートインスペースには行列が出来ていました。

 さらに、観光客から人気が高いベトナムのフレンチテイストのワンピースやサンダルのほか、ベトナムの職人が花などを描いたお皿も注目を集めていました。

 中には家電も。炊飯器のような形のものは、台湾では一家に1台あるといわれている国民的な調理器具「大同電鍋」。

 この1台で、煮る・蒸す・炊く・温める調理ができる優れ物で、日本でも人気の煮込み料理「ルーローハン」もスイッチ1つで完成です。価格は1万5000円ほどで、日本限定カラーのパステルイエローが人気だそうです。

ジェイアール名古屋タカシマヤのバイヤー:
「台湾では電子レンジ代わりでも使っているみたいで生活必需品です。コロナ禍でおうち時間が増えたことで(日本でも)さらに人気が高まったと聞いております」

 名古屋でアジアの活気を感じることができる「アジアフェア」。6月28日までジェイアール名古屋タカシマヤで開催されています。