35度超に「体が溶けるかと」インバウンド回復狙い外国人インフルエンサーを高山へ招待 伝統工芸の技術体験
岐阜県高山市の魅力を知ってもらおうと、招待した外国人インフルエンサーにPRしました。インバウンドの回復を狙った作戦ですが、29日の猛暑には驚いたようです。
29日、岐阜県高山市を訪れたのは、日本に住むイギリス人とオーストラリア人のインフルエンサーら3人。高山に古くから伝わる伝統工芸「飛騨春慶」の技術を体験しました。
海外から日本を訪れるインバウンドの本格的な再開を前に、インフルエンサーにSNSなどで魅力を発信してもらおうと、高山市内の旅行会社などが企画しました。
体験の様子はスマホやカメラで撮影。後日編集して、日本の観光地や旅館などの情報を投稿しているインスタグラムなどで発信します。
イギリス人のエマさん:
「楽しかったです。初めてだったし、勉強するのも楽しかったし、先生も素晴らしかった」
オーストラリア人のディアさん:
「ただの製品ではなくて、製品の裏にはこんなストーリーがあるということで、よりその製品が特別なものになる」
伝統工芸の体験は涼しい屋内でしたが、29日の高山は強い日差しに照らされて、6月の観測史上初となる35度を超える猛暑に。この暑さ、インバウンドに影響は…。
イギリス人のエマさん:
「非常に暑いです。私はイギリスから来ているので、この天気で本当に体が溶けるかと思いましたけど、楽しい思い出になりました」
オーストラリア人のディアさん:
「マレーシアから(オーストラリアに)移住したので、こんなに暑くても実は大丈夫」