一からバッティングを見つめ直す鵜飼航丞

 5日、ウエスタン・リーグの阪神戦が雨天中止となったナゴヤ球場で、一心不乱にバットを振り続けていた中日ドラゴンズの鵜飼航丞選手。中村紀洋打撃コーチから指導を受けながら、バッティング練習を行った。

 新人で唯一開幕1軍入りをし、51試合に出場。4本塁打を放つなど持ち味の長打力を発揮していたが、13打席連続無安打と打撃の調子が上がらず、27日に2軍降格。「やっぱり悔しかったですね。でも結果出てなかったので、これがプロ野球なんだなっていうのは実感しました」と悔しさを口にした。

 5日に教わったのはバッティングの全て。タイミングの取り方、下半身の使い方、捉え方などイチからバッティングを見直している。

「技術がないと結果が出てこないと思う。今はとにかく振り込んでバッティングフォームを作ることかなって思ってます」

 1軍再昇格へ。プロの壁を乗り越え、特大のアーチを放つ日を待つ。

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