全国旅行支援の延期が正式に決まるなど、夏休みの予定に影響が出そうです。

 3年ぶりの行動制限のない夏休みを前に、感染が急拡大する新型コロナ。

山際大志郎新型コロナ対策相:
「現時点では新たな行動制限を行うことは考えておりませんが、高い警戒感を持って感染拡大に適切に対応していく必要がある」

「第7波」への対策として、政府の分科会は緊急提言の案をまとめました。

 具体的な対策として挙げられたのは「ワクチン接種の加速化」や「簡単に検査キットを購入できる体制の構築」、「効率的な換気」など。行動制限については、「医療のひっ迫が深刻になった場合、必要になることもある」と指摘しています。

 そして斉藤鉄夫国土交通大臣は14日、岸田総理との会談後、7月前半から実施する予定だった観光支援策「全国旅行支援」の延期を、正式に発表しました。

 都道府県の旅行支援策「県民割」については、8月31日宿泊分までの延長を決めました。

 こうした動きの中、街の人の夏休みの予定は…。

女性:
「夏休みはキャンプに行きます。大学の友達と岐阜とかに」

別の女性:
「大井川鉄道のトーマス号に息子と乗る。(息子は)電車も好きだし、トーマスも大好きなので」

 予定を楽しみにする声の一方で、変更や様子を見るといった声も…。

女性:
「沖縄に行きます。予約した時はここまで増えていなかったのでそろそろいいかなと思ったんですけど。(Q.ちょっと迷いがある?)そうですね」

男性:
「ハーディーガーディーの練習をしています。古い中世の楽器で。みんながなかなか集まらなくなったので、しょうがないから一人でやろうかと。集まりたいですね、そろそろかと思ったらダメですね、また」