児童の性犯罪被害防止のため、愛知県警と藤田医科大学などが協力してスマートフォンのアプリを開発しています。その実用化に向け高校生がアイデアを出し合いました。

 このアプリは、スマホのカメラでわいせつな画像を撮影すると、AIの判断で写真フォルダから削除します。児童が騙されて裸などの「自撮り画像」を第三者に送信してしまう被害を防ぐことが期待されています。

 20日、名古屋市中村区の名城大学附属高校で、1年生の生徒がアプリの精度を確かめ、「AIがわいせつ画像と判定する基準をもっと明確にした方がいい」など、実用化に向けた改善点についてアイデアを発表しました。

参加した高校生:
「性犯罪とか困っている人が減ったらいいなと思います」

別の高校生:
「自分たちの意見を取り入れてくれるっていうのがすごいなと。良いアプリになればいいなと思いました」