名古屋の地下鉄にかつて走っていた黄色の電車が、期間限定で復活します。

 名古屋市の市営交通が8月1日で100周年を迎えることから、市は記念事業として地下鉄で「黄電」を運行します。

 黄電は、2000年まで東山線などで走行していた車両全体が黄色の列車で、今回ラッピングにかかる費用を「ふるさと納税」で募集したところ、復活を待ち望むファンなどからおよそ250万円が集まったということです。

名古屋市交通局の担当者:
「200名近くの方から寄付をいただきました。交通局だけでやるということではなくて、同じ思いを持っていただいているお客さまと一緒になって黄電を作り上げたと思っております」

 黄電メモリアルトレインは、東山線で8月1日から来年1月22日まで、通常のダイヤに組み込まれて走行するほか、名城線と名港線でも運行する予定です。