中部電力ミライズが料金制度を変更することになりました。一部の家庭で電気料金が上がる見通しです。

 中部電力ミライズは26日、燃料価格の変動を電気料金に反映させる「燃料費調整制度」を2022年12月以降、一部変更すると発表しました。

 この制度では、燃料価格が高騰した場合、上限額を超えた分を中部電力ミライズが負担していましたが、昨今の円安の影響が大きいことなどから、この上限額が撤廃され、すべて電気料金に反映されることになります。

 現在、対象となるプランを契約しているのは約350万世帯で、2022年6月の価格が続いた場合と比べて1カ月の電気料金が86円ほど上昇する見通しです。

 中部電力ミライズは、今後対象となる利用者にダイレクトメール等で周知していく方針です。