医師や看護師が救急現場に駆け付けるために使用する「ドクターカー」が、8月3日から三重県で初めて導入されます。

 ドクターカーが導入される松阪中央総合病院では、運用開始を前に消防との合同訓練を実施。ドクターカーで現場に到着した医師が、救急隊とともに心肺停止の患者の処置にあたる手順などを確認しました。

松阪中央総合病院の院長:
「こちらから現場に出かけていって、早く治療すれば救える命がありますので、救命率を上げたい」

 このドクターカーは病院から半径5キロのエリアで運用され、複数のケガ人がいる場合や重篤な意識障害のある患者がいる事案などに、消防からの要請を受け出動します。