三重県では8月23日、新たに2858人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染がわかったのは、10歳未満から100歳代までの2858人で、内訳は四日市市で485人、鈴鹿市で435人、津市で418人、松阪市で244人などとなっています。

 火曜日の感染者数としては8月9日の2589人を269人上回り、過去最多の人数です。

 23日は、70代から90歳以上の男性4人が、8月17日から22日に亡くなったことも発表されました。

 このうち四日市市の高齢者施設に入所していた90歳以上の男性は、発熱や咳の症状があり、施設の検査で陽性が判明していましたが、施設で療養していました。

 数日後、体調が悪化したため、県内の医療機関に搬送されましたが、22日に亡くなったということです。この男性の死因について四日市市は、新型コロナが原因だったとしています。

 三重県は23日から病床数を3床増やして578床になりましたが、病床使用率は57.1%で前日から0.6ポイント増えています。重症者は2人増えて3人になりました。

 自宅療養者数は657人増えて3万3992人で、過去最多です。