岐阜県では9月2日、新たに2040人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。また、8人が亡くなったことも発表されています。

 感染がわかったのは、岐阜市や各務原市などに住む0歳から90代までの2040人で、10日続けて1週間前の人数を下回っています。

 新たなクラスターは8件公表され、多治見市の高齢者福祉施設では、入所者19人と職員5人のあわせて24人に感染がわかっています。

 このほか、岐阜市や大垣市などの高齢者福祉施設、各務原市と土岐市の障害者福祉施設で新たなクラスターが確認されています。

 2日は岐阜市の70代から90代の男女4人と年齢性別非公表の1人、多治見市の90代女性と80代男性、高山市の90代女性の8人が亡くなったことが発表されました。

 岐阜市の70代女性は亡くなった当日、体調不良で救急搬送され、入院が決まったあとの検査で新型コロナの陽性がわかったということです。この女性に基礎疾患はなく、ワクチンの接種歴はわかっていません。

 亡くなった人は累計で493人になりました。

 県内の病床使用率は9月1日時点で57.3%、重症者は2人です。