愛知県では9月2日、新たに8489人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。新規感染者数の減少が顕著になり、大村知事は「第7波の山は越えた」との認識を示しています。

 新たに感染がわかったのは8489人で、自治体別では名古屋市が2592人、豊田市が537人、豊橋市が471人、岡崎市が405人、一宮市が395人、春日井市が322人、豊川市が252人などとなっています。

 同じ金曜日で比べると1万2784人だった前の週からは4000人以上、1万7716人だった2週前からは半数以下に減っていて、10日続けて1週間前の人数を下回っています。

 減少傾向が顕著になっていることを受け、大村知事は2日の会見で「何とか第7波の山は越えたかなという風には思っております」と述べました。

 ただ、依然として高い水準にあることを踏まえ、「警戒をしていただき感染防止対策の徹底をしっかりやっていただきたい」としています。

 1日午後6時時点での自宅療養者数は10万101人で、一般病床も含めた入院者数は2488人、県内1756床のコロナ病床の使用率は73.3%です。

 2日は12人が亡くなったことも発表され、愛知県の死者は2652人になりました。