
三重県四日市市の小学校で12日午前、給食室から出火し、調理員の女性がヤケドしたほか、児童約390人が避難しました。
警察によりますと、12日午前10時半頃、三重県四日市市にある三重小学校の給食室で、天ぷら油から煙が上がっているのに調理員の40代女性が気付きました。
女性は消火器を使ってすぐに消し止めましたが、腕にヤケドを負って病院に運ばれました。
また、校内にいた児童およそ390人が運動場に避難しましたが、12人が体調不良を訴え、このうち6年生の女子児童1人が病院に運ばれました。過呼吸のような症状だということです。
警察によりますと、出火当時、調理員らは天ぷら油の入った釜を火にかけた状態で給食室を離れ、別室でミーティングをしていたということです。