名古屋の百貨店で21日、おせち料理のお披露目会が行われました。コロナ禍を受けた巣ごもり消費で「おせち商戦」が活況となっています。

 大きな志摩産の伊勢海老が3尾も入った5段重のおせち。

 また重箱が25マスに区切られたおせちは、よく見るとフィルムにお酒の名前が書かれています。グルメ雑誌「あまから手帖」の編集顧問・門上武司さんが、それぞれの料理と相性のいいお酒を紹介しています。

 甘辛いソースで煮た鶏レバーにはロゼワインと熱燗。スパイシーキャベツとラムのソーセージには、白ワインとビールがおススメ。

 この日のお披露目会では、中日ドラゴンズのマスコットキャラクター・ドアラと、松坂屋のさくらパンダが一緒におせちをPR。

 コラボしたおせちもあり、重箱には地元の杉の間伐材が使われています。中にはドアラの「好物」がたくさん入っています。

 コロナの影響でお正月も巣ごもりでする人が増え、おせちの需要も拡大し、2021年の松坂屋名古屋店の売上は5億円に迫るなど、過去最高を更新しました。

松坂屋名古屋店のおせち担当:
「(去年は)ご自宅で年末年始を過ごされるお客さまに支えられまして。(今年の目標は前年比)プラス16%を目指しております」

 松坂屋のおせちは22日からオンラインストアで予約が始まり、店頭での予約は10月1日からです。