岐阜県関市の高校で、生徒がカードゲーム形式で医療について学びました。

 岐阜県関市の関高校で行われた授業には、1年生から3年生までの生徒45人が参加。5人ずつのチームにわかれ、まず臨床検査技師や薬剤師などの職種を選択し、続いて患者役のスタッフから聞き取った「黒い便が出る」といった症状をもとに、それぞれの職種が行う最適な診断や治療の方法をカードで選びました。

 選んだカードが正解するとチームに点数が与えられる仕組みで、生徒たちは楽しみながら医療の知識を学んでいました。

女子生徒:
「自分でプレーすることによって、より自分がやっているという感覚が持ててよかった」

男子生徒:
「みんなと協力しながらやることで、正確な診断をして患者たちを救っていくんだと知ることができました」

 このカードゲームは、岐阜医療科学大学が高校生に医療に興味を持ってもらおうと開発したもので、今後ほかの高校でも授業を行うということです。