物価の高騰が続く中、愛知県豊橋市が小中学校の給食費を、半年間無償化することになりました。

 豊橋市は子育て世帯を支援するため、9月5日から始まった9月議会に、公立の小中学校と特別支援学校の給食費を10月からの半年間無償化するための予算を提出していて、30日可決されました。

 無償化の対象となる児童・生徒の数は約2万6000人で、財源には新型コロナに伴う国の地方創生臨時交付金6億9300万円余りが充てられます。

 豊橋市の給食の保護者の負担額は、1食あたり小学校が240円、中学校が280円で、半年間の無償化によって子ども1人当たり小学校で2万5000円、中学校で2万9000円ほどの負担軽減に繋がるということです。