愛知県稲沢市の奇祭で、クライマックスの「はだか男のもみ合い」が復活する方針となりました。

 国府宮神社によりますと、27日に稲沢市や警察の担当者も交えた「国府宮はだか祭」の実行委員会が開かれ、新型コロナのため中止が続いていたはだか男のもみ合いを、感染対策の上で3年ぶりに復活する方針が決まりました。

 はだか男は、愛知県内在住または勤め先があり、ワクチンを3回接種済みの人に限定し、飲酒や見物客からの掛け声は禁止とします。

 ただ、県の緊急事態宣言などが出ている場合はもみ合いは中止とし、祭りの規模は縮小するということです。

 来年のはだか祭りは2月3日の予定で、禰宜の穂坂悦男さんは「これ以上中止が続くと祭りの伝統が引き継げなくなってしまう」と、もみあい復活に期待を寄せています。