台湾や韓国等から…中部空港のLCC専用第2ターミナルで国際線の運航再開へ 案内や免税店の準備など着々
水際対策の緩和で賑わいが戻りつつある中部国際空港では、30日からLCC専用の第2ターミナルでも国際線の運航が再開されます。
10月17日、運航を再開した台湾・台北からのLCC「タイガーエア台湾」。さらに24日には「香港エクスプレス」が、11月には韓国の「チェジュ航空」も運航を再開するなど、続々と中部空港に国際線LCCが戻ってきています。
第2ターミナルは現在、国内線のジェットスターのみですが、30日からは国際線のLCCが運航を再開します。
「セブパシフィック航空」や「タイガーエア台湾」など3社のLCCが30日から、11月には「チェジュ航空」も加わり、国際線はあわせて週22便が第2ターミナルから運航することになります。
第2ターミナルの国際線の再開は2年7カ月ぶり。28日はサービススタッフたちも準備に追われていました。国際線の利用客を第2ターミナルへ案内するのは久しぶり。確認も念入りです。
中部国際空港・旅客サービスのマネージャー
「(スタッフに対して)今回は香港エクスプレスとかセブパシフィックも入っているので英語がたぶん一番使うと思いますけど、もし必要な言語がもっと欲しいとかあればリクエストをもらえれば準備します。荷物を持っていてベビーカーを押していてとか状況に合わせて、お客さまに『(第2ターミナルまで)どれくらいの時間がかかります』『どういうルートで行くと安全に行っていただけます』と伝わるように、ご案内してください」
第2ターミナル内の免税店でも…。
中部国際空港旅客サービスの免税店担当:
「(Q.また商品がないところも?)実はまだ商品が届いていなくて、明日商品が入ってきますので、今準備を急ピッチで進めているところでございます」
営業を取りやめていた免税店も一部店舗がオープン。日本のお菓子やお酒など、外国人向けの商品が並びます。
中部国際空港旅客サービスの免税店担当:
「日本を楽しまれたお客さまですとか、今から海外に渡航されるお客さま、あらゆるお客さまに免税店にお立ち寄りいただきまして、たくさんお買い物でしたり、スタッフとの会話も楽しんでいただきたいなと思っております」