北朝鮮が3日、日本海に向けて相次いで弾道ミサイルを発射したことを受け、愛知県庁では4日朝、危機管理の担当者が集まり情報共有の会議を開きました。

愛知県防災危機管理課長:
「危機が起こった時の対応について、それぞれが把握をしていただいて、円滑に動けるような形で備えていただきたい」

 午前9時から愛知県庁で開かれた会議には、危機管理の担当者およそ30人が出席し、3日の北朝鮮のミサイル発射について国がまとめた情報や総理の指示などを共有しました。

 北朝鮮は3日、少なくとも6発の弾道ミサイルを日本海に向けて発射していて、後で訂正されましたが、一時、宮城・山形・新潟の3県を対象に全国瞬時警報システム=Jアラートが出て、避難が呼び掛けられました。

 会議では、今後もミサイルが発射される恐れがあることや、県民の安心や安全のために情報の収集や共有を図ることなども確認していました。