名古屋市でも、性的少数者の「ファミリーシップ制度」がスタートします。

河村名古屋市長:
「それぞれの人生を最大限に楽しみながらと言いますか、生きていくというのは固有の権利でございますので、それを応援するのは当たり前だということでございます」

 名古屋市はLGBTQで結婚ができない人などの生きづらさの解消を図るため、新たに「ファミリーシップ制度」を創設すると発表しました。

 結婚していない18歳以上で、どちらか1人が市内在住などが条件で、人生のパートナーを誓った2人に対し、市から宣誓書受領証などが交付されます。

 宣誓により、法律に基づく権利や義務は発生しませんが、今後条例が改正されれば、家族として市営住宅への入居もできるようになるということで、制度は12月1日から始まります。

 同様の制度を設けるのは、全国20の政令市のうち名古屋市は18番目です。