岐阜県では11月9日、新たに1450人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。2人が亡くなったことも発表されています。

 感染がわかったのは、岐阜市や大垣市などに住む0歳から90歳以上の1450人で、5日続けて1週間前の感染者数を上回っています。

 新たなクラスターは10件公表され、岐阜市の高齢者福祉施設では入所者17人と職員4人のあわせて21人に感染がわかっています。

 大垣市の病院では入院患者14人と職員6人の20人に感染が確認されています。

 9日は、岐阜市の80代女性と高山市の80代男性が亡くなったことも発表されています。2人はいずれも基礎疾患があり、岐阜市の女性は4回、高山市の男性は3回、ワクチンを接種していたということです。

 亡くなった人は、累計で639人になりました。

 県内の病床使用率は8日時点で26.6%、重症者はゼロです。

 また、11月1日に新型コロナウイルスの感染がわかり、自宅で療養していた古田知事が11日復帰しました。古田知事は「県民にご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ない」と話し、改めて感染対策の徹底を呼びかけました。