中日は15日、阿部寿樹選手と楽天の涌井秀章投手のトレードが成立したと発表しました。

 涌井投手(36)は、2004年のドラフト1位で名門・横浜高校から西武に入団。ロッテ・楽天と渡り歩いた球団全てで最多勝を獲得し、通算勝利数は現役2位の154勝を誇るベテラン右腕で、先発ローテーションのさらなる厚みが期待されます。

 一方、阿部選手はプロ7年目の32歳。今シーズンはチーム2位の57打点を挙げるなど勝負強いバッティングで活躍しました。

「7年間中日ドラゴンズでお世話になり、人間としても野球人としても成長させてもらいました。本当に感謝しかありません」とコメントした岩手出身の阿部選手。東北の地での躍動に期待が高まります。