岐阜県高山市では、飛騨地方の伝統野菜で漬物として人気の「赤カブ」の収穫が行われています。

 高山市丹生川町の平野善之さんの畑では、9月中旬に種をまいた赤カブの収穫が最盛期を迎えていて、従業員らが手際よく掘り起こしていきました。

 収穫した赤カブは直径5センチから18センチほどの大きさで、1つ1つ包丁で葉を落としカゴに入れられていきました。

 今年は少し小ぶりの出来となりましたが、漬物にするのにちょうどよい大きさで、色づきもいいということです。

 収穫作業は11月いっぱいおこなわれ、収穫した赤カブは大根と一緒に漬け込み、「ふるさと漬け」として12月末ごろから地元のスーパーで販売します。