名古屋市が、小学校の体育館へのエアコン設置計画を前倒しします。

名古屋市の坪田教育長:
「小学校体育館への空調整備は、児童の健康を守るために非常に重要。令和5年度から小学校の整備に着手できるよう調整を進めてまいりたいと思います」

 25日の市議会本会議で、市は自民党議員の質問に対し、小学校の体育館への熱中症対策のエアコン導入について、計画を1年前倒し、23年度から整備を開始する方針を示しました。

 小学校の体育館に大型エアコンを設置するのは、政令指定都市では全国初だということです。

 名古屋市はこれまで、中学校と特別支援学校の体育館へのエアコン整備を優先して進めていて、23年度に導入が完了してから小学校での整備を行う方針でしたが、熱中症対策を迅速に進めるため、計画を1年前倒しました。