藤田学園と東海東京フィナンシャル・ホールディングスが、医療分野の新規ビジネスを支援する投資ファンドを設立しました。

 ファンドの規模は20億円から40億円で、藤田医科大学や藤田医科大学病院と共同研究を行うベンチャー企業を対象に、地域医療から再生医療、リハビリ・介護など医療分野全般への投資を想定しています。

 学術的な意義に重きを置く大学の研究の中には、資金面の影響で社会実装に繋がらないこともあり、ファンドを通じた支援によってこうした課題の解決も図るということです。

 すでに10社ほどの地元企業と共同研究による連携を進めていて、来年以降は藤田医科大学発のベンチャー企業も立ち上がる予定だとしています。