南海トラフ巨大地震の発生を想定し、12月1日、中部電力では全社で防災訓練が行われています。

 訓練は、午前9時ごろに最大震度7の南海トラフ巨大地震が発生し、三重や静岡などの沿岸部に大津波警報が発表された想定で始まりました。

 名古屋市東区の中部電力本店では「非常災害対策統合本部」を立ち上げ、林欣吾社長がテレビ会議で結んだ地方の拠点やグループ会社に被害状況の把握などを指示。

 静岡の浜岡原発などの発電所の稼働状況について報告を受け、計画停電を含めた対策を検討するよう指示を出していました。