三重県は5日、3年ぶりにインフルエンザの流行期に入ったと発表しました。

 三重県によりますと、県内にある70の医療機関でインフルエンザの新規感染者数を調べたところ、12月26日からの1週間で、1つの医療機関あたりの患者数の平均が1.06人になったということです。

 流行期入りの目安となる「平均1.0人」を超えるのは、新型コロナの流行以降はこれまでなく3年ぶりで、特に桑名市や四日市市など県の北部で感染が広がっているということです。

 県の担当者は、年末年始で人の動きが活発になったことも増加の要因の一つに考えられるとしていて、今後の新型コロナとの同時流行にも懸念を示し、手洗いやマスクなど基本的な対策を呼びかけています。