立浪ドラゴンズは2年目に突入です。9日から新人合同自主トレがスタートしました。そして「昇竜館」に入寮した選手たちに、持ち物を見せてもらうと、個性や性格が感じられました。

 9日朝からナゴヤ球場で新人合同自主トレがスタート。ドラフト1位・沖縄大学の仲地礼亜(なかちれいあ)投手(21)は、軽めにキャッチボールを行いました。

 そして室内では、投手・野手に分かれてノックやティーバッティングを行うなど、初日から汗を流していました。

【動画で見る】“アンパンマン”15個持って来た選手も…ドラゴンズの新人選手らが昇竜館に入寮 ドラ1仲地はシーサーと

仲地投手:
「切磋琢磨しながら負けないように頑張っていきたいと思いました」

 選手たちは8日、「昇竜館」に入寮。

 プロ野球選手としての新生活、気になるルーキーたちの持ち物は…。まずは髪を切り、さっぱりした姿で入寮したドラフト1位・仲地投手。部屋を見せてもらうと…。

仲地投手:
「シーサーです。(いとこに)もらったので持ってきて飾っておきます」

 守り神の「シーサー」はブルーを基調にユニフォームを着用。完全にドラゴンズ仕様です。

仲地投手:
「沖縄の人達の目標にしてもらえる選手になっていきたいです」

 高卒でドラフト4位、キャッチャーの山浅龍之介(やまあさ・りゅうのすけ)選手( 18)は…。

山浅選手:
「(ミットは)体の一部くらいに思っているので、ずっと近くに置いています」

 キャッチャーミットを常に見える所に置いておくという真面目ぶりを見せてくれましたが、全部ニトリで揃えたという寝具に注目。

山浅選手:
「これむちゃくちゃ良い感じじゃないですか?ちょっと(長さが)足りないんですよ。なんか間違えちゃいましたね」

 備え付けのベッドに、布団のサイズを間違えるという痛恨のミス。少しおっちょこちょいな一面も見せてくれました。

 快適な新生活を送るため、個性的な持ち物を見せてくれる選手たち。そんな中、「アンパンマン」のぬいぐるみと一緒に入寮する選手が…。育成2位の高卒・野中天翔(のなか・てんと)投手(17)です。

野中投手:
「アンパンマンを常に見られるように」

 収納ケースの上やベッドなど部屋中にアンパンマンのぬいぐるみ、その数15個。中でもお気に入りが1番大きなアンパンマン。

野中投手:
「これはUFOキャッチャーですね、5000円くらい使って。いつも抱いて寝ようかなって、こういう感じで。アンパンマンは悪いところがない、良いキャラクターっていうのと、常に勝っているというイメージがあったので、自分もそういう人間になりたいなと思って」

 アンパンマンのように、絶対に負けないみんなから愛されるヒーローに…。

野中投手:
「1年目から一軍で登板できるように、これからもっと努力して頑張っていきます」

※画像は球団提供