三重県では1月13日、新たに3612人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染が確認されたのは、0歳から90歳以上までの3612人です。1週間前の6日は5447人でした。市町別では四日市市で628人、津市で541人、鈴鹿市で426人、松阪市で336人、伊勢市で239人、桑名市で234人などとなっています。

 13日は70代から90代までの男女11人が亡くなったことも発表され、三重県の死者数は累計で800人になりました。

 13日は新たに29件のクラスターが公表されました。高齢者施設が22カ所、医療機関が6カ所、障害者支援施設が1カ所で、あわせて639人に陽性がわかっています。

 13日時点のコロナ病床の使用率は64.9%で、重症者は8人です。

 また、三重県では12日の新規感染者数が5457人と、過去最多を更新したことなどから、13日から県独自の「医療ひっ迫防止アラート」が発出されました。

 コロナ患者の病床使用率が第7波を超え、救急搬送困難事例も増加するなど、医療現場への負荷が急速に高まったことで、県が発出を判断しました。

 医療ひっ迫防止アラートでは、ワクチンの早期接種などに加え、高齢者施設での週2回の抗原検査の実施と、医療機関の適切な受診を呼びかけています。