名古屋刑務所で刑務官が受刑者を暴行していた問題で、法務省の第三者委員会が現地視察を行いました。

 名古屋刑務所では2021年11月以降、男性刑務官22人が3人の受刑者に暴行などを繰り返し、顔を叩くなどの暴行が107件、アルコールスプレーを顔に噴射するなどの不適切な行為が355件確認されています。

 第三者委員会の大学教授ら3人は、午後1時すぎに名古屋刑務所に入り、刑務官など職員への聞き取りや施設の状況を調べました。

 この問題を巡っては、服役中に病死したとされている男性受刑者(71)の顔に暴行されたような傷があったなどとして、弟らが第三者委員会に調査を求めています。

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