
三重県津市にある陸上自衛隊久居駐屯地の自衛官が、部下の隊員を羽交い絞めにして首を絞め、懲戒処分を受けました。
陸上自衛隊によりますと、懲戒処分を受けたのは久居駐屯地に所属する1等陸曹の50代の男性隊員です。
男性隊員は2022年6月、業務中に部下の隊員を後ろから羽交い絞めにして、首を絞める暴行を加えたということです。部下の隊員にケガはありませんでした。
被害を受けた隊員が部隊に報告したことで暴行が発覚し、駐屯地の聞き取りに対し、男性隊員は事実を認めたうえで、「任務の危険性を理解させるための教育だった」と話しているということです。
男性隊員はその後不起訴処分となり、示談が成立しているということで、陸上自衛隊は男性隊員を16日付けで停職6日の懲戒処分としています。
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