維新が減税日本との協力の解消に舵を切った理由について、考察しました。

 最後の選挙協力となったのが、2022年夏の参院選です。この選挙の比例代表で、維新は愛知県で立憲民主とほぼ並ぶおよそ39万票を獲得しました。

 この時、選挙区では河村市長の右腕・広沢前副市長を擁立していました。維新への支持に加えて減税・河村市長の人気があればと期待したわけですが、蓋を開けると広沢さんの得票は35万票に留まり、落選となりました。

 維新側としては「河村市長と組まないほうが得策」との判断に傾いたとみられます。

 状況が大きく変わった中、減税日本は、今春の市議選や県議選は地元で負けられない戦いとなります。

【このニュースを動画で見る】